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輸血拒否、虐待は教団が指導した

https://mainichi.jp/articles/20231119/k00/00m/040/082000c
元信者の女性が毎日新聞の取材に対し、幹部が下着を脱がして叩けと指導していたと証言している、とのことです。


幹部が指導したと言っても、通常の教会の神父や牧師に相当する「長老」や長老の補佐役である「奉仕の僕」などが個人的な見解で指導していたのでしょう。
彼らは教団の中では下っ端の指導者です。
日本支部やエホバの証人の司令塔であるニューヨークの統治体という最高幹部たちが虐待を推奨していると言うわけではなく、おそらく、ムチ打ちをするしないは信者の判断に委ねているという程度かと思います。
子供が言うことをきかないなら体罰も已む無しという考えはあるでしょうけど(彼らの過去の出版物にそのようなことが書かれています)、児童虐待を教団幹部の指導だと追及しても逃げられる可能性が高いと思います。


虐待されて被害に遭う子供はお気の毒に思いますが、もっと大きな問題は輸血拒否です。
https://mainichi.jp/articles/20231119/k00/00m/040/174000c

これについては教団の罪を追及できると思いますので、命に関わることですから、マスコミなどはもっと騒いで圧力をかけていただきたい案件です。 金メダル授与のアスリートの私生活を構っている暇があるなら、こうした問題にもっと真剣に取り組むべきでしょう。

毎日さんの画像にある輸血拒否カードは決定的で、このカードはバプテスマ(洗礼)を受けた信者全員に与えられるものです。 たとえ医師が輸血を必要と判断しても、輸血はエホバ神が禁止していると教え込まれていますし、医師の輸血の勧めに応じてしまったら教団から排斥されます。
こんなことをしておいて、教団が指導しているのではないなどと言えるでしょうか? 読者が聖書を普通に読んだ場合、神が輸血を禁止しているという考えに至ることは絶対に有り得ません。
聖書の神は輸血を禁止してなどいません。
禁止しているのは教団なのです。
ただし、それを廃止させるために日本支部を相手取ってもおそらく駄目です。 本来、吊るし上げる相手は十人前後で構成される最高幹部、統治体という血迷った爺さんたち集団なのですけど、彼らは優秀な弁護士に守られていますし、外国人ですから難しいところかと思います。
輸血拒否は 教団の二代目会長で正気の沙汰ではないラザフォード(1869~1942)の思い付きで伝統的に受け継がれている教団内の規則であり、世界的には、これまでも多くの信者が犠牲となり亡くなっています。 頑なに守って来た信者たちの信条にも影響を及ぼすので今さら簡単には撤回できない事情もあるのでしょう。
一部の人間の軽い思い付きで死ぬなんて馬鹿げたことですけど。

最高幹部の人員が入れ替わったとしてもやっていることは同じで、いまは世界の終わりの時だと言い、間もなくハルマゲドンが来て地球全体が一新されると嘯き、信者たちを繋ぎ留めておくための脅しや賺しを考えることに日々頭を悩ませているんです。

因みに、こちら ←が教団側による誤解を解くための言い分です。
言ってることには一理ありますが、どうしても輸血に頼らなければ助けられない場合もあります。 輸血以外の方法があるとか無輸血手術のほうが術後の回復が良好だというのは論点を逸らすための彼らの毎度の手口なんです。 問題にしているのは輸血の代替えの話ではなくて教団の私見により、亡くなる人がいるという事実です。 
わたしは誤解なんかしていません。 問題の本質や焦点は、彼らが信者に対して聖書を正しく教えているかどうかなのですし、わたしは事実を言っているだけです。 エホバの証人とは、過去にこうした戯言により助かるかも知れなかった人たちを大勢殺している人殺し集団なのです。 厳しい言い方かもしれませんが、信者たちが人類救済だと信じて伝道しているものの中には輸血拒否も含まれていますので、全てのエホバの証人は輸血拒否で亡くなった人への責任を回避することは出来ません。

輸血拒否で死ぬのは信者の勝手ですが、教団側は、輸血すると楽園に行けなくなってハルマゲドンで滅ぼされるなどというインチキで脅しをかけたり、輸血したら排斥になるという同調的圧力をかけたりするのをやめるべきです。 そして、輸血拒否カードを製造するのもやめ、輸血に関わる条項は一切廃止しなさいと強く進言いたします。
輸血したくない信者は個人でカードを作って所持していればいいんです。