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札幌高裁判決 同性婚を認めないのは違憲

https://www.asahi.com/articles/ASS3G4JLPS3CIIPE018.html
14日、 北海道内で同性婚を求める三組が国を訴えた控訴審判決で、札幌高裁の斎藤清文裁判長が、認めないのは婚姻の自由を定めた憲法24条1項に反する違憲という判決を下しました。  ただし、 賠償請求については、国会が律法を怠っていたとは言えないとして棄却されています。


認めたからと言って社会には特にデメリットというほどのものは無いでしょう。
おそらく生理的とも言える理由で同性婚を嫌う人たちもいるので、認める人と認めない人との双方に新たな差別が生まれるかも知れませんが、法律で明確に定めたことであれば、時間が解決すると思います。
同性婚者は他人のテリトリーを犯すわけではないので、互いにそっとしておけば迷惑になることは何もないのですし、大した問題ではありません。

少子化が更に進むという懸念は間違っています。
もともと、同性愛者は異性に性的興味が湧かない人が多いと思いますから、認める認めないに関わらず子孫繁栄は望めません。
そもそも、生物の種の保存という意味での重要課題を放棄した人たちですし、少子化自体は根本的な問題を解決すれば解消するものですから、更なる少子化への懸念は言いがかりに過ぎないと思います。

では、社会的なメリットはあるのかと言うと、ふ~む・・・、日本ではどうなのか、経済的にはあるかも知れません。
アメリカの、いわゆる LGBTQ の方々は高学歴で社会的な地位もあれば、高所得の人が多いとも言われてますので、そうした趣向の製品を購入し、一年に数兆円もの経済効果を齎しているとのことです。

しかし、なによりも、まがいなりにも日本は民主主義国家です。
人権の尊重、平和、国民一人一人が主権者だという、誰もが平等に安心して暮らせる社会が民主主義の本旨です。