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トランプ氏御帰還か?

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB051V40V00C24A3000000/
米大統領選に向けた共和党候補者選びは、現在のところ、ヘイリー元国連大使を大きく引き離してトランプ前大統領が優勢とのことです。


今現在は、 9勝1敗とトランプ氏が俄然有利な状態で、 事前の世論調査でもトランプ氏が大差でリードしており、どうやら引っくり返ることはなさそうに見えます。 何かと問題の多かったトランプ氏でしたが、大統領への返り咲きも夢ではなさそうです。
米予備選の記事に何でテイラー・スウィフトさんの投票呼び掛けの話が出てくるのか知りませんけど、投票に影響がある人気歌手だということなのでしょう。

大統領選がバイデン現大統領が民主党現職の候補指名を獲得するのは確実ですから、バイデン氏とトランプ氏の対決になると仮定して、さて、どちらが有利なのでしょう?
ニューヨークタイムズ紙の調査では、バイデン43%、 トランプ48%とトランプ氏が優勢です。 しかし、この程度の差では時間の経過で引っくり返ります。

トランプ氏の過激さを懸念する向きもありますが、バイデン大統領のウクライナへの支援やパレスチナで続く戦争への対策に不満を持つ国民も少なくありませんし、米経済の改善についても、多くの有権者に実感できていないのが現状だと言われます。 高齢というのもネックになるでしょう。
他にも事情がありましょうけど、勝利の女神がどちらに微笑むかは予想不能です。

日本の金融市場で心配されているのは、もしもトランプ氏が返り咲いて、バイデン大統領の通商政策の転換とドル安政策が実施されると、日本は円高になるということです。 緩やかに円高が進んだ場合、おそらく、わたしたち庶民にとっても都合が良いのですが、一気に加速したとき、円高による輸出への悪影響と株価下落の危機に陥る可能性が高くなり、日本経済にとって悪影響が起きるとされています。


【追記】
ヘイリー氏は予備選から撤退しました。
これで大統領選はバイデン大統領とトランプ元大統領との再対決となります。